精度の高い内視鏡検査
松本クリニックでは、精度の高い内視鏡検査を施行しております。
胃カメラ検査症例
院長がハイビジョンNBI拡大内視鏡で発見した微小胃がん
(大きさ 5mm 以下の胃がんを医学的に“微小胃がん”といいます)
この写真は院長が73歳の女性の胃カメラを施行したときにハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡で診断した大きさ5mmの微小胃がんです。この症例は病院で胃カメラによる粘膜切除術を施行されその標本の病理組織検査(顕微鏡検査)で上皮内にとどまる初期の高分化型管状腺がんと診断されおなかを切らずに治りました。
この写真は院長が57歳の女性の胃カメラを施行したときにハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡で診断した大きさ2mmの微小胃がんです。拡大観察でいわゆる“ラズベリー様腺窩上皮型胃がん”と診断し、院長が内視鏡的に切除をしました。その標本の病理組織検査(顕微鏡検査)で初期の腺窩上皮型胃がんと診断されおなかを切らずに治りました。
院長がハイビジョンNBI拡大内視鏡で発見した大きさ1mmの食道がん
この写真は院長が56歳の男性の胃カメラを施行したときにハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡で発見した大きさ1mmの食道がんです。このようにハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡はNBIという特殊な光で観察しながら病変を約100倍に拡大して観察することができるので通常の胃カメラでは発見することができない小さながんを発見し、診断することができます。
院長がハイビジョンNBI拡大内視鏡で発見した大きさ4mmの陥凹型十二指腸腺腫
この写真は院長が69歳の女性の胃カメラを施行したときにハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡で発見した十二指腸の大きさ4mmの陥凹型(へこんだ)腺腫というがん化する可能性のある腫瘍です。
大腸カメラ検査症例
ハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡は大腸の陥凹型がん・腫瘍を発見しやすくします
大腸の早期の陥凹型がんや腫瘍はポリープと違って発見することが難しく、進行が早いといわれております。
ハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡はこの発見が難しい大腸の陥凹型がん・腫瘍を発見しやすくすることができます。
ハイビジョンNBIフルズーム拡大内視鏡で発見した陥凹型大腸腫瘍
この写真は院長が58歳の男性の大腸内視鏡を施行したときにハイビジョンNBI拡大内視鏡で発見した5mmの陥凹型(へこんだ)大腸腫瘍のNBI拡大内視鏡画像です。
この写真は陥凹型腫瘍のピットパターン診断を行うためにインジゴカルミンという青い色素の液をふりかけて拡大観察をしている画像です。この病変は5mmと小さいですが、このピットパターン診断から高度異型腺腫というがんにきわめて近い病変かがんが強く疑われるためその場で院長が内視鏡的粘膜切除術を行い、切除しました。
その標本の病理組織診断(顕微鏡検査)の結果はピットパターン診断どおりがんにきわめて近い高度異型腺腫でした。
この写真は院長が74歳の男性の大腸内視鏡を施行したときにハイビジョンNBI拡大内視鏡で発見した3mmの陥凹型(へこんだ)大腸腫瘍のNBI拡大内視鏡画像です。
この写真は陥凹型腫瘍のピットパターン診断を行うためにインジゴカルミンという青い色素の液をふりかけて拡大観察をしている画像です。しかし、病変が3mmときわめて小さく、ピットパターン診断が困難のため次の段階のクレシールバイオレット染色によるピットパターン診断を行いました。(次の画像)
この写真は陥凹型腫瘍のピットパターン診断を確実に行うためにクレシールバイオレット染色を行った陥凹部(へこんだ部分)の拡大内視鏡画像です。がんにきわめて近い高度異型腺腫あるいはがんが強く疑われるピットパターンが認められました。そのため院長が内視鏡的粘膜切除術を行い、切除したところ病理組織診断(顕微鏡検査)の結果はがんにきわめて近い高度異型腺腫でした。