予防接種

様々な疾患への免疫を獲得して発症を防ぐことを目指します。また、仮に疾患を発症したとしても重症化リスクの低減が期待できます。

当クリニックで行っている予防接種

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンの接種によって、インフルエンザへの感染を防止します。季節性インフルエンザは流行が始まるとすぐに感染が大きく広がる傾向にあります。また、毎年異なる種類のインフルエンザウイルスが流行するため、予防接種も毎年受けることが重要です。
インフルエンザの流行が始まる前に予防接種を済ませ、予防効果を獲得できるようにしましょう。
各自治体の助成金制度を利用可能です。

新型コロナワクチン

新型コロナワクチンの接種は高齢者やハイリスク者の重症化予防効果だけでなく、発症予防効果が確認されております。また、接種により罹患後症状(いわゆる後遺症)の発現率が低下することも報告されております。
2024年以降の新型コロナワクチン接種は定期接種または任意接種として行われます。原則有料です。
定期接種以外で接種を希望される方は任意接種として、時期を問わず自費で接種いただくことが可能となります。
新型コロナワクチンの定期接種については65歳以上の方および60~64歳で対象となる方*では、新型コロナウイルス感染症の重症化予防を目的として秋冬に自治体による定期接種が行われます。

*60~64歳で心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方。

肺炎球菌ワクチン

成人の肺炎患者さんは肺炎球菌への感染が原因となっていることがほとんどです。肺炎球菌ワクチンを摂取することで、肺炎の発症予防効果だけでなく、発症した際の重症化リスクの低減も期待できます。
なお、肺炎球菌ワクチンを摂取してから5年経たずに再接種すると、接種部位に激しい痛みが生じる恐れがあります。そのため、再接種を希望される方は、前回の接種から5年経過後に接種するようにしてください。
各自治体の助成金制度を利用可能です。

帯状疱疹ワクチン

身体の一部に神経痛(ピリピリと痛む)が起こり、痛む部分で水ぶくれを伴う赤いぶつぶつができる疾患を帯状疱疹と呼びます。
帯状疱疹ワクチンの接種によって、帯状疱疹の発症を防ぐだけでなく、発症した際の重症化リスクの低減も期待できます。また、帯状疱疹後神経痛の予防にも有効とされています。接種の対象年齢は50歳以上となります。
当クリニックでは、不活化ワクチン(シングリックス)の接種が可能です。弱毒生水痘ワクチン(ビケン)は接種後に水痘が発症してしまう可能性があるため使用しておりません。

その他の予防接種

その他に下記の予防接種が可能です。

  • A型肝炎ワクチン(エイムゲン)
  • B型肝炎ワクチン(ビームゲン)
  • 麻疹・風疹混合ワクチン(ミールビック)
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